- 新着情報一覧 - ホントは怖い睡眠不足
こんにちは。薬院カイロプラクティックの佐藤です。
今日は睡眠不足の恐さについて書いていきます。
睡眠時間を削って働いたり、夜通し遊びまわったり、無理な介護や看病を続けている人は
昼間の交感神経から夜の副交感神経への切り替えがスムーズに行われなくなります。
そうなると交感神経優位の状態がひどく長く続き、
脳を休める事が出来ずオーバーヒートの状態になってしまいます。
また、重力に逆らったまま長い時間を過ごすので体が休まることも出来ません。
睡眠不足は脳を休める時間を阻害して交感神経を緊張させ、
体は重力に逆らい筋肉を緊張させます。交感神経の過剰な緊張ですから、
ストレスは極限になりとんでもない状態を招いてしまいます。
注意力は散漫になり集中力は欠け、記憶や学習能力の低下、
感情のコントロールも出来なくなってしまいます。
自律神経のバランスがガタガタになってしまうのです。
さらに血管の収縮も起こすため血流障害が起こり腰痛、肩こりなどの症状も発生してきます。
さらに副交感神経の働きも抑えられて内臓や器官の働きも低下してしまいます。
睡眠不足は、これといってあまり負荷がかかっていないように思えますが、
副交感神経を優位にして体の修復を行うことが出来なくなります。
想像以上の事が体の中で起きているのです。
反対に見直されているのが昼寝の効果です。
食事の後には消化吸収をするために副交感神経が優位になります。
昼食後に15分~30分程度の昼寝をすることは体のバランスも整い
仕事の効率もアップする良い知恵だといえるでしょう。
1日30分程度の昼寝をとっている人はアルツハイマーの発病リスクを抑制させていることも
研究で分かっているそうです。
不定愁訴でお悩みの方。整体、カイロをお探しの方はまず一度薬院カイロへご相談ください。