- 新着情報一覧 - ランニングと腰痛予防
こんにちは。薬院カイロプラクティックの佐藤です。
今日はランニングの興味深い話について。
今年、「ランニングすることで椎間板が強くなる可能性がある」
という興味深い論文が発表されました。
「椎間板」とは背骨と背骨の間にある
クッションの様なものと言えば分かりやすいと思います。
椎間板ヘルニアは背骨のズレにより椎間板が押し出され、
すぐ横を通っている神経を圧迫して痛みを引き起こします。
椎間板を鍛える事が出来ればズレに対する抵抗力が生まれるわけです。
研究についてですが、
「スポーツなし」「20〜40㎞/週」「50㎞以上/週」と、
3つのグループに分けられています。
ちなみに被検者76名の年齢層は25歳~35歳の男女が集められました。
そして、MRIで椎間板の水分量の割合と厚さをそれぞれ調べるという研究です。
その結果、「スポーツなし」のグループに比べて「走る」グループは、
より水分が含まれており、さらに「週に50km以上走っている」グループは、
椎間板の厚さも増していたという結果が出たのです。
「水分を含んでいる」のは、より椎間板が健康的な状態です。
高齢になると「背が縮んだ」という話を聞きますが、猫背になるのはもちろん
椎間板が薄くなる事により身長が縮む事もあります。
つまり、水分を多く含んだ椎間板というのは若々しい証拠とも言えます。
今回の研究で、ランニングを日常的に行なっている人たちは、
水分の多く含んだ椎間板を保持できている可能性が示唆されたのです。
皆さんも軽いランニングで元気な椎間板を手に入れましょう!
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